大谷石の魅力♪建築家フランク・ロイド・ライトが旧帝国ホテルに採用した内部装飾にも使われる薄青緑の石~特徴を知らないとデメリットに~
薄い青緑のブロック塀、どこの地域でも見かけると思う。
当たり前に生活の中に溶け込み
『きれいな淡い色の石だなぁ。良く見かけるけど。』
みたいな感じでしょうか?
この石は大谷石(おおやいし)といいます。
この石、内部装飾に使用しても素敵に仕上がります。
新築計画中の人は、壁面仕上げのワンポイントになりますよ。
機能面でも万能な大谷石の事を。
大谷石とは? どんな石?
栃木県宇都宮市大谷町で採掘される石です。
だから『大谷石』なんですね。
建築家 フランク・ロイド・ライトが旧帝国ホテルに採用してます。
↑ 建築士を目指す若者へ。
ここ試験に出るかもよ。
大谷石の魅力…知らないとデメリットと取られる特徴
大谷石は青みがかった薄い緑色の石。
ミソと呼ばれる黒茶色の斑点模様がある。
石なので耐火性に優れています。
消臭効果や調湿効果等、様々な特徴があります。
経年変化(年月が経つにつれ品質・見た目の変化)としては、
ミソの部分が風化して空洞になり、石の表面も白っぽくなり、茶色く変化していきます。
自然の物の変化は素敵です。
ただ、その特性を知らずに使うと
『なんか汚くなった(泣』
『模様が消えた?』
デメリット的な受け方になります。ココ重要。
薪ストーブの炉壁に使用するのもあり。
色味涼し気。
室内に施工しても変化は起きる。
変わらないモノなんて無いさっ😏
雰囲気が似た石に十和田石がある。
雰囲気が似てる為、勘違いする人もいる。
大谷石と十和田石を。
十和田石も色合い、ぱっと見の印象が大谷石に似ています。
温泉施設の壁や床に使われることが多いです。
水に濡れると青く艶が出る石です。
ベテランの職人に
「石のほくろが無くなるのが大谷石で、ほくろなくならないのが十和田石だ。」
なんて聞いた。
間違ってはいないよ。ただ表現が😅
まとめ
普段目に入るが以外と知られていない大谷石。
良く見かけるのは、家まわりの塀でしょうか?
ミソと呼ばれる模様があり、風化して空洞になる大谷石。
外部のみならず、内装仕上げにも使えます。
壁面アクセントとして壁一面装飾するのもあり。
機能面を利用した使い方として、消臭の為にシュークロークとか。
色見的にも、『涼』のイメージで素敵な大谷石。
新築時の仕上げにいかがでしょう。
おわり😊
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