結露しやすい家は欠陥住宅?新築住宅は結露しない?な不思議な話。30年後も読まれるかもしれない結露の話。

2022-01-18家と暮らし,建築屋的な話結露しやすい家、欠陥住宅、新築住宅

「結露」の話。

結露は自然現象です。

新築だろうが
高気密高断熱だろうが
条件が揃えば窓は結露する。

コップの結露

『新築なのに窓の結露がひどい!!欠陥住宅だ。』と言う建て主と

『我が社の家は高断熱高気密です。絶対に結露はしません。』言い切る営業マンは後を絶たない。

私の経験でも30年前からある話。
30年経ってもあるでしょうね。

結露は大人であれば(大人でなくても)知っています。
見たこともある。

大半の人は見たことはあるが

結露が起きる仕組みを理解していない。

だ か ら

結露しやすい家は欠陥住宅になり。
自社で扱う住宅は性能が良いから結露が起きない。
という解釈になる。

寒くなると出現する冬の名物詩『窓の結露』
この手の情報はよくあります。
ちょっと難しい説明で。

もっと単純に
中学生にも伝わる説明は出来るはず。
出来る限り分かりやすくまとめた。

読み終われば…

自宅や知人宅で結露を見かけたら、得意げに説明できます。


新築の計画あれば、結露に関してプロにも意見出来る。
サッシの選定や暮らし方に。

どーぞ。

結露が起きる仕組みと対策

窓の水滴

ココ!!肝心。

結露を理解出来ていないことが問題。

空気には水分が含まれている。
気温が高いほど多くの水分を含むことが出来る。
その暖かい空気が冷たい壁などに触れ冷やされると
含み切れない水分が凝結して水滴となる。

これが結露。

身近で起きる結露

コップに氷を入れ水をそそぐと、コップのまわりに水滴が付く。コレ結露。

冷たいコップにふれ空気が冷やされ、含み切れなくなった水分が水滴としてコップのまわりに付いた状態です。

どれだけ高性能の家のなかでも起きる現象でしょ。

家の窓の結露の原因

結露だらけの窓

家の中で起きる結露

水分を含むある温度の空気が冷えた壁などにふれ、冷やされ含み切れなくなった水分が水滴になる現象が結露。

空気を冷やす原因

家の中には、外部の寒さをサッシの枠を通して伝わります。

(空気を冷やす壁など=サッシ枠)

冷えたサッシ枠が室内側の空気を冷やし結露を発生させます。

結露を防ぐには

サッシ枠が熱を伝えにくい素材を選らぶことが大事

アルミサッシ→樹脂サッシ→木製サッシ の順に熱は伝わりにくい

私は東北在住です。
寒い地域は30年以上前から一般住宅では樹脂サッシが使われてました。
(店舗やアパートではアルミサッシやアルミ+樹脂などもあります。)

地域で流通しているサッシが結露起きないとは言えない

サッシは住む地域に適した製品がある。
(地域で一般的に流通している。という意味で。)
寒い地域で一般的に使われているサッシは断熱性能が高い。

適したサッシ=結露が起きないサッシでは無い。

断熱性能が高くても、条件が揃うと結露は起きる。
特性をわからなければ不具合。
念願のマイホームが不具合という状態は😥

その線引きは知っているか知らないか。

「結露の起きる仕組み」

製品を選ぶ際には、優先順位は何か?を意識して決めることは大事。
結露を嫌って性能良く高いサッシを求めているのか?
標準的なサッシを求めているのか?
選んだものはどのような状態をもたらすのか?
何を買うにしても。
自分で探そうと思えば、いくらでも情報は手に入るから。

湿度調整、換気不足の話

結露は窓の性能による部分が大きい。

家の中での暮らし方も影響はある。
湿度が高い、通気性が悪い、換気がされてないなど。

湿度が高いと結露は起きやすい

通気性が悪く換気されていない結果として
室内の湿度が高くなっている状態

空気に含まれる水分が多い(湿度が高い)と、少ない温度差で結露が生じやすくなる。

冬は湿度が低い

温湿度計を使い湿度を意識した生活が大事。
湿度30%を下回る事もありえる。
朝、寝起きに喉が痛い等は湿度が低すぎる事が原因。

家族構成によっては、もっと低くなることもある。
使用する暖房機器の影響もある。
湿度は室内の過ごし方で高くも低く出来る。

室内の温度を気にする人はいるが
湿度に気を配る人は少ない。

湿度は快適な住環境には欠かせない要素です。

最適な湿度は50%~60%

加湿を意識した生活しないと維持出来ない状態。
加湿しすぎると結露の原因にも。

窓の結露は
サッシの性能の差による影響は大きい。

自邸は築6年程です。

まれにですが北側に位置する風呂場、脱衣洗濯室の窓が結露する事もある。
ガラス面下部に数センチ程。
北側に配置してるので外気温の影響が大きく、室温も他の居室より低い為。
そして部屋の性質上湿度が高い為です。

補足

業界では引き渡し時に説明する内容です。
新築住宅は完成直後は水分を多く含んだ状態です。
築後2年程は結露が起きやすい。
工法や仕上げ手段でも影響出ます。
水を大量に使う漆喰仕上げ等は湿気を多く含んでいます…いずれ落ち着きます。

温湿度を意識しても結露が生じることもある。
最初に戻りますが、根本的にサッシの性能が弱いのが原因。
サッシの内側にさらにサッシを設置し、
二重サッシにして性能を上げる事は結露を防ぐ手段として有効。

まとめ

晴れた空

寒い季節に起こる窓の『結露』
をまとめた。

結露は自然現象です。
結露が絶対起きない家は無い。
(私が知る限りの現在では😆)

結露の原因は窓枠からの冷え。

防ぐにはサッシの性能を上げること。
既に結露で悩んでいるなら、
サッシ部の性能を追加で上げること。

30年前から聞く話。
きっと30年後も…
もしかしたら永遠に続く話かな。


30年後も読まれるかもしれない結露の話。

出来るだけ難しくならないように
書いたつもり♪

結露をもう少し論理的に、こちら!!

おしまい