サッシの性能以外に考えるポイント3つ!!新築時にプランニング段階で知るサッシのこと~性能以上に大事な場合もあるかも知れないサッシの話~

2022-03-08家づくりのetc,建築屋的な話

家にはもれなく必要なサッシの話。

性能、色以外に考える3つの事を。

色は外壁とのイメージもあるし、個人の好みだからカット。

性能は居住地域に必要なレベルを、会社側で提案するはず。

私が住んで居る地域は冬寒い、雪が積もる地域です。

樹脂サッシのペアガラス、トリプルガラスが普通の地域。

建物の雰囲気によっては木製サッシ等も使われます。

地域性や好みに影響される部分は、

がっつり省略。

と、言うわけでっ、

それ以外にプランニングの段階に、

考えておいたほーがいいよっ🙂な3つの事を。

◎外観に影響ある

◎大きなサッシを設置した家の中で起きる事

◎綺麗に維持していく為に知るべき事

自身の多少の失敗談…も。

自分で設計施工したから失敗とは思ってないけど😗

知っていたけど…後で思い出した!?とかちょっと忘れて😅

まぁ、いーや。

外観に影響がある!!平面と同時に立面もイメージ

資金計画がおおよそ目途付き、いざ『家』という時。

間取り(1,2階平面図)から考える事が多いはず。

それは当然なんだけど、

立面の事を考えずに平面だけで考える方も多い。

(特に自分で間取り考えました的な人)

家の中に住むのだから、外見は一切気にしませんならOK👌

そんな人は少数派であろう。

外見も重要!!

毎日帰ってくる家。

近隣に見られる外観。

ながい住宅ローン払う家だから。

どうせなら、中も外も素敵でかっこいい家がいい。

正面はどこ?家の顔になる面は?

窓が家の外観に与える印象は大きいです。

特に、

家の正面になる部分・顔になる部分。

具体的には、訪問者や通行者の目に止まる、

玄関のある面・道路面。

この面の窓を意識するだけでも、家の雰囲気がぐっと良くなる。

外壁の色あい、パターン、アクセントの話では無く。

窓を1,2階の縦横合わせるだけで、ぐっと良くなります。

(サイズを合わせるとか配置を合わせるという話。)

左右対称とか、面で全てのサッシが同じサイズ等、

素敵な建物とか、雑誌に載るような建物はそんな感じが多いはず。

トイレとか、お風呂等のサッシって小さいサッシを使う事が多いです。

そんな窓がバランス悪く、

正面とかにくるとなんか、

「んっ?」と感じる時がある。

どうにもならない場合も当然あるだろうけど。

見た目にこだわってサイズ変えることも一つの手。

バランスが崩れるようなサッシなら、目に付かない面に

人目に付かない面なら良い。

と言う訳ではないがどうせ設置するなら。

お風呂、トイレやウォークインとかのサッシの話。

平面計画から意識した方がいい。

高い窓、小さい窓は、人目に付かない面なら、

防犯上でも良。 ←若干、都合のよい後付けではあるが😶

ちなみに、

建築屋なら外見の窓の感じで、ある程度の間取りが分かります。

階段の位置までは、何かのヒント無いと分からないけど。

『せっかくかっこいいのに、ココ(窓関係)残念だなぁ』

『ココに、これ持ってくるか?』

というのは、良くある話。

家族構成も、間取りも知らない他人の家の、ストーリーすら盛り込み勝手な考察する趣味の悪い遊び🎵 

小さい窓を意匠的な考えで、斜め等の配置とかは別。

ですから、

平面計画するときは、建物が実際に完成した外観もイメージして、

道路から、訪問者から自分の家がどのように見えるか?

を考えながら平面・立面を同時に考える。

ますます素敵な家になります。

建築地の周辺環境、景色がどう見えるかも重要!!

『この窓からの景色は、こんな感じになります。』

アドバイスもあるから。

基本的に、建築地の状況はプランニングの大事な要素。

新規の広い分譲地とかでない限り。

大きなのサッシを設置すると家のなかでは!!夏は?冬は?

大きなサッシやサッシを多く設置すると、室内は明るくなります。

自邸もです。

リビングに大型の掃き出しサッシを設置し、

リビングの半分以上の吹き抜け部にも、サッシをこれでもか。と。

結果、内部は明るいです。

その反面、夏場は暑くもなる😅

パソコンのソフトである間取りの年間の日の入り方とか、機器の設定して年間光熱費もある程度の目安は出ますが…体感ですよ。暑いモノは暑い。

暑い、寒いは個人差あるけど。

室内を25℃くらいの湿度65%くらいにするには、エアコン様様が必要。

この、日の入り方と光熱費の考え方は、地域と会社の方針でも違いがある。

冬の光熱費削減の為、南面の窓ガラスの遮熱をなくするとか。

暑さの対策、寒さ対策の考え方もサッシを考える時には、必要だね。

住宅の一番の弱点(断熱面での)はサッシや玄関だから。

暑さ対策なら、カーテン、庇、格子やシェードグリーンカーテンもいい。

寒さに対策なら、サッシサイズを小さくするとか、暖房計画とか、カーテンの設置方法も効果ある。

ウチは、冬が薪ストーブの為、寒くは無いんだけど・・・

夏の暑さ対策の為。

築後4年目くらいでエアコン増設と、既存のエアコンの配置変えをしました😙

完全に窓の数、大きさの影響で…我慢出来なくなった。

年々異常気象だし、東北地方でも夏は暑い。

子供の受験勉強の為に快適な環境を。

と、いう大義名分のもと。

素敵でかっこいい親だっ 🤪

完成後はもちろん綺麗で素敵!!数か月後数年後は

完成時は家も窓もきれいです。

数か月すると、窓も汚れます。

軒を出した家でも汚れは付きます。

自然のシャワー(雨が降る度に綺麗になります)でも…。

窓掃除出来るかどうか?は考慮しとくべき。

ウチにもあります。

掃除がとてもやりにくいサッシが😱

最悪は業者頼みだけど、自分達で掃除を考えているなら、

掃除出来るかどうかも、検討する必要あり。

まとめ。~その窓、開けないよ。開けない窓はいらないよ~

家を計画する時に、サッシについて、

◎外観に影響ある

◎大きなサッシを設置した家の中で起きる事

◎綺麗に維持していく為に知るべき事  

という性能以外の面で考える必要がある事を3つまとめました。

おまけとして、

トイレの窓って6年間で1度も明けたこと無いです。

1・2階とも。

明り取り程度の役割だな。

最悪無くても困らない。ウチは😅

マンションとか団地とかって窓ないし。

というのも追記で。

どうしても、サッシのことは、

性能とか色とかばかりに目がいきますが、

こうゆう面での考え方も必要と思い筆とりました。

筆じゃないけど。

おわり