平屋の家を新築工事するなら、平屋のデメリットを知ろう。そして平屋のメリットを理解しストレスのない快適な暮らしを♪
ものごとには
性質や特性というモノがある。
相反する言葉で
不具合やクレームというのもある。
この2つには、明確な線引きがある。
それは
『知っているか、知らないか。』
家づくりの現場監督として
施主との初対面の打ち合わせ時に毎回使うフレーズ。
木材の特性である、ソリや経年変化による飴色への変化を知らなければ、その現象は施主にとって、ただの不具合になりクレームになる。建築屋としては切ない状況だ。
なぜならば…
家づくりのプロとしての教育(助言・アドバイス)が足りない結果だからだ…
平屋の家は人気がある。
だが、平屋を新築出来る人は少ない。
理由は家族構成や土地面積の関係で平屋は現実的でないからだ。
それでも平屋を新築する人はいる。
一人で住む家として
子ども達が成人した後の、夫婦の終の棲家として
コンパクトに生活したい家族や
セカンドハウスとして、別荘扱いで等、理由は様々だ。
そんな平屋を建てる人へむけて
平屋の家で、ストレスなく快適に暮らす為に知るべきことを♪
憧れの平屋ライフ~秘密基地のような、遊び場のような家
平屋の家は憧れる。
軒高が低く軒を伸ばし建物正面には奥行の広いデッキを♪
そのデッキにはブランコ、ハンモックを設置し、空いたスペースにはBBQセットや自転車。
ビルトインガレージも魅力的~広い庭は芝生の遊び場…いつかは欲しいな。
作業場として
週末の秘密基地として
土地も予算もないけど
絶賛住宅ローン支払い中だけどね😶
平屋の良さは、上下移動がないことだ。
家事動線も効率的になり家族とコミュニケーションが取りやすい。上下移動がない、階段を使わないというのは2階建て住宅に住む身としては非常に憧れる…歳を重ねるごとに。
平屋だからこそのデメリット4つを知ろう
①平屋は1階建てである。つまり2階がない。当然だ💦
2階建てと同じ床面積で建築すると、面積が倍になる。屋根工事、基礎工事の工事費が高くなる。面積が大きくなるということは敷地面積も大きくないといけない。
コレが平屋をあきらめる1番の理由であり、デメリット。
②限られた空間に部屋数を求めると1つ1つの部屋が小さく成りがち。
③部屋数が多い場合や面積が大きいと建物中心部の風通りや自然光の入りが悪くなる。建築後に分かっていても出てくる相談はコレが多い。
『日中でも暗くてストレスになる(泣』という具合だ。
④居住部分が全て1階になる平屋は外部からの視線が届きやすい。
以上4つがデメリットしてあげられる。
デメリットを知れば対策も出来る。
間取りや外構工事などでの対策だ。
建てるなら頭に入れたいデメリットだ。
例えば、部屋中心部の明るさ確保なら
隣接する壁面に明かり窓設置や天窓の設置がある。
外部からの視線対策なら、窓や外構工事で遮蔽物の設置でセキュリティ対策などが出来る。
平屋はメンテナンス面でも将来的にもメリットがある
①平屋のメリットは上下移動がなく、居住空間が全て1階にあることに尽きる。
②平屋は1階部に2階の重さが掛からない為、建物の構造が安定する。
壁や柱が少ない広い空間や開口部も作りやすく耐震性も高い。
③平屋はメンテナンスも容易だ。
2階建てと違い点検や修繕工事に外部足場がなくても出来る場合が多い。
施主自身が建物全体が目に付いてチェックのしやすい。
何か問題が発生しても早い段階で築くことができる。
将来的に家にかかるコストが2階建てに比べると少ないといえる。
まとめ
平屋を建てる人にむけて、ストレスなく快適に暮らす為に知るべきデメリット・メリットを網羅した。
デメリットは
1,面積が大きくなり工事費も高くなる。
2,1つ1つの部屋が小さく成りがち。
3,風通り自然光の入りが悪い部分が出来る。
4,外部の視線が気になる。
メリットは
1,上下移動がない。
2,建物の構造が安定し耐震性も高い。
3,メンテナスも容易。
性質・特性を知る事は、ストレスを少なくし快適に暮らすことにつながる。
家は、家族と笑顔で過ごす事で一日の疲れを癒し英気を養う場です。
そんな素敵な家づくりのお手伝いに、このブログが役立てばうれしいです。
『あ~平屋の秘密基地が欲しいな😗』
おしまい
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