BMの設定と設計GL!!現場監督が説明する建て主がイメージしやすい仕上がり地盤の話

2021-10-14

現場監督は新築工事の際

設計された図面をもとに更地の状態で

建て主と現地にて立ち合い確認作業があります。

現地の方が状況把握しやすい為。

その際、BM(ベンチマーク)、設計GL(グランドライン)の確認を行います。

建て主は聞きなれない専門用語。

そんなBM、GLの話。

建築地の敷地の確認

最初に敷地の確認をします。

一般的には敷地の四隅に境界杭がある。

境界杭じゃなくても位置が分かる状態になっています。

道路に面した部位は側溝が設置されていることが多い。

その杭の内側が敷地。

前面道路の側溝部分は道路です。

側溝の内側からが敷地。

地縄が張られていれば、配置の確認もあります。

地縄とは

実際の敷地に実際の建物の形や位置を表したもの。

自分達が思っているよりも小さく見えるはず。

経験上では100%に近い方がそのように感じるようです。

人の目はあやふやなところがあり

平面で表したものを正確に大きさをイメージ出来ない為。

少しでも立体的になると…

大きく見えてきます。

大きさは変わっていませんが😅

基礎工事が完了する頃には実感出来るでしょう。

BM設定と設計GLとは?

BM(ベンチマーク)=基準点です。

高さがが変わらず動かないモノを設定。

BM+-いくらを設計GL(最終仕上がり地盤)とする確認です。

一般住宅では、BMを敷地の入り口に設定し+いくらという風にすることが多いと思います。

私ならそうします。

その方がイメージしやすくわかりやすいから。

例えば、全面道路の側溝から約8M離れて建物が建つとしたら、BM+10センチを設計GLとします。

(敷地内に特別な高低差がなく、隣地との取り合いも考慮しないで、全面道路の左右の高さも問題なしの場合)

1%強の勾配です。特別何か強い要望とかなければ。

こうする事で、いずれ外構工事をしても対応できるし、敷地内に降った雨も自然と敷地外へ流れます。

この仕上がり高さの設定は、建築屋(設計士等)が、事前に敷地を調査して決めます。

高低差があったり、敷地が非常に広くて諸々外構計画あるとか、排水問題とかあれば、建築屋は燃えます。

私なら燃えまくりで興奮します。

いろんな設定を考え、建て主に最良な方法をプロとしてプレゼンです。

完成すると車はこのように駐車出来る。

雨が降るとこのような水の動きになる。

雪が降ると…等

実際に生活が始まるとこうなるという未来の状況を

分かるように打ち合わせがされます。

現場監督の最初の現場での腕の見せ所です。

まとめ

新築工事では、聞きなれない言葉やはじめて聞く言葉があります。

工事の最初の方で出てくる。

BLと設計GLのことをまとめました。

業界の常識や当り前は、一般的には非常識というのもあります。

だからこそ作り手は相手に、伝わる説明が求められます。

それが家づくりのプロ。

最初に現場で確認する高さや仕上げで「???」な状態だと

工事進めていくことは出来ません。

分からない説明で勝手に工事をすすめられても不信感しかないです。

そんな人に大事な家づくりは任せられないでしょう。

という想いで解説しました。

分からない事は分かるまで聞くことですね。

ほとんどの人は初めての家づくりですから。

おしまい