新築で薪ストーブを設置したい人必見の薪ストーブオーナーからアドバイス!!成功・失敗例を知り後悔しない快適な薪ストーブライフの為に♪

2022-03-01家と雪国の冬の暮らし,建築屋的な話新築住宅,薪ストーブ


『薪ストーブに憧れる』
『家を新築する時は薪ストーブを設置したい』
と寒い冬を薪で暖を取るストーブライフに憧れる人は多いだろう♪

薪ストーブ本体
薪ストーブのある暮らしは憧れ

自身もその一人だった。
家を建てる時に憧れだった薪ストーブを設置。

意外と重労働で、やる事が多いストーブライフ。
快適な冬を過ごす為の苦労。
ストーブオーナーは好きでしてるか…義務化🙄
想像以上の手間に手放すオーナーもいる。

いつかは薪ストーブライフを夢見る人へ
憧れだけでは維持出来ないストーブライフを
現場監督として多数のストーブを設置し
自身もストーブオーナーの立場より。

新築住宅の間取りは薪ストーブ本体の位置から決める

煙突のある家
本体と同時に煙突の位置も考える

新築で薪ストーブを設置する場合
間取りはストーブの位置から考える。

コレ鉄則。
間取りから考えてストーブの位置を決めるのではなく。

ストーブ中心の考え方だね。
ストーブ本体、煙突、屋根形状、薪搬入ルートを同時に考える。

薪ストーブのある・なしで考え方が根本的に違うところ。
REFの場合は必要な補強と仕上げが大事。

火を燃やす場所は内装制限という決まり事もあるよ♪

薪ストーブと間取りを考える~ストーブのメリットを最大限に生かす

ポイントはココ

薪ストーブはリビングにデーンと構えることが多い。
玄関土間スペースを広く取り設置することもあるけど
圧倒的にリビングが多い。
自邸もリビング。

暖房器具の薪ストーブはリビングのように人が集まり長時間居る場所が良。
調理器具にもなるし、ストーブ炉内の炎は部屋の照明を消すとムード照明にもなる。
ストーブを中心とした団らんが良いよね。

理想の設置場所は家の中心が良い。
なぜならば、ストーブ本体から円柱状に温かみが広がる。
一般住宅だとなかなか難しいんだけどね。

ストーブ本体はもちろんのこと、煙突自体も暖房機器の効果がある。
暖房能力を最大限に活用するならリビング吹き抜けがおすすめ。
2階建ての家なら吹き抜けと階段スペースとシーリングファンを利用し、効率良く熱を循環させる。
吹き抜け部の手すりや周辺を洗濯物干しスペースに利用すると、洗濯物の乾きも早い。
薪ストーブの家あるある♪
夏よりも早くふっくらと乾くよ。
厚手の物も。

ストーブ導入の際には外せないメリット。
最大限に利用しましょ。

薪ストーブの失敗例とデメリット

驚く女性
知らなかった…

薪ストーブの失敗例としてよくあるのは
外部からの薪搬入動線のミスや室内の薪置き場に関すること。

外部に設置する薪棚は薪仕入れや薪割りの場所からスムーズに収納出来るのが良い。
そして、外部からストーブまでの搬入動線が大事、薪をもって室内を歩くのは短い方が良い。
室内が汚れる可能性がある為。ストーブ近辺の薪置き場もある程度のサイズは欲しい。
知人の外国人はストーブの横に1週間分をストックしている…これはやりすぎだと思ってる。

薪ストーブ自体を撤去した知人は、
『薪の段取り自体が面倒になった。体力的にきつくなった』と
FFストーブにしてた…😱

実際、薪を燃やす暖房器の薪ストーブは薪の段取りなど手間がかかり重労働。
エアコンやFFストーブの様なタイマー機能もないから、火を着けない限り温まらない。
スイッチポンで消えたりもしない。
薪の管理が悪ければ燃焼も上手くいかない。
上手く使えないと洗濯物に匂いが付くこともある。
本体周辺は木くずや灰が落ちるから、まめに掃除しないといけない。
ほこりも目立つし、室内の湿度も低くなりがち…とデメリットもある。

理解した上で設置しないとストレスの原因。
薪のことは重要。
ストーブライフの良い悪いは薪次第なトコもある。


それと…忘れがちだけど、夏場は広くスペースとる箱。
邪魔に感じる時もたま~にある。
片付けも移動も出来ない。
ウチでは高価な美術品と思っている。
観葉植物の置き場になったりもしてる。

シーズンオフ中は♪

まとめ~薪(材種)は種類豊富だがオーナーにとって一番の薪は…

薪の束
ストーブオーナーにとって薪の情報は大事♬

憧れだけでは使いこなせない薪ストーブを書きました。
新築で導入する場合は薪ストーブ中心の家づくりの計画が必要になります。
REFでは、必要な仕上げ・補強に注意。

薪ストーブオーナーは薪のことも導入時から考えないといけない。
失敗談や薪ストーブ撤去の大半は薪が原因。

薪ストーブへの憧れって、
きっと、炎の癒しや団らんだと思う。
暖房機器の役目以外には。
実際、ストーブオーナーになる人の理由はソレ。
でもその為には、意外と知らない苦労もあるんだよって話。

薪ストーブに必要な薪に関しては、様々な見解がある。
針葉樹も広葉樹も必要に応じて手に入るなら良いケド。

オーナーにとって一番の薪は
コストが掛からず手に入る薪だよ。
お金がかからずに手に入る乾いた薪。
(これが大変)

リンゴ農家や親戚の農業・林業・建築業から貰える。
役所関連の無料募集で河川敷や山から持っていけるとか…
薪ストーブを止めた家で薪が大量に残っている、処分に困ってる人も居るよ。
探すと意外とあるもんだよ。

ウチも次の次のシーズンの薪は考えないと🙄

『あつかう自信はないけど…あの雰囲気は欲しいな♪』
それなら暖炉型ヒーターもあり。

部屋も汚れないし子供がいても安全安心。
暖炉型ヒーターの記事はこちらより。

おしまい