リビング吹き抜けのある暮らし。リビング吹き抜けのメリット・デメリットを知ってからの導入を~新築住宅の間取り~
リビング吹き抜けのある暮らしに憧れませんか?
外国映画やドラマに出てくるような家。
私は子供の頃からの憧れでした♪
大人になり、家づくりの現場監督として
多くの家づくりを経験すると
さらに、その憧れは大きくなり
マイホームを建てる際には
外せない要望になっていました♪
もう一度
『リビング吹き抜けのある家に憧れませんか?』
新築でリビング吹き抜けを採用するなら、知っておきたいメリット・デメリットをリビング吹き抜けがある家のオーナーで現場監督より。
吹き抜けとは
2階建ての家でいうと1階天井と2階床がなく、空間が繋がっている状態です。吹き抜け部は天井が高くなり視野が広がる為、抜群の解放感を感じます。
吹き抜けの解放感が欲しくて
玄関部やリビングで採用されることが多いです。
リビング吹き抜けのある暮らし
リビングに吹き抜けがあると圧迫感がなく開放的です。
2階とのコミュケーションもとれます。
これも憧れの一つではないでしょうか?
『もう、起きなさ~い。遅刻するよ~』
『ご飯だよ~』的な家族間のやりとりとか。
採用するなら知っておきたいメリット3つとデメリット3つを。
リビング吹き抜けのメリット3つ
リビング吹き抜けでは、吹き抜けの2階部分からも自然光を取り入れることができるので、明るいリビングになる。
吹き抜けで空間がつながっており完全に隔離されてないので家族のコミュニケーションが取りやすくなります。
空間がつながっているということは、上下階で家族の動きや存在も感じる事が出来る。
リビング吹き抜けのデメリット3つ
大空間で自然光を取り入れる窓が多い、大きい等は、室内の温熱環境に影響がでる。エアコンの効きが悪くなる可能性がありえる。
天井が無い空間や高い天井では照明計画が難しい。
また、機器の設置場所によってはメンテナンスや掃除が困難になる。
シーリングファンや窓にもいえる。
空間がつながっていて家族の存在を感じられるということは、生活音が響きやすい。
まとめ
オーナーとして現場監督としてリビング吹き抜けのメリット・デメリット3つを紹介しました。
細かく分けていくといくらでも出てくるけど、大まかには3つ。
お気づきでしょうか?
メリット・デメリットは表裏一体であるということ
大空間で自然光を多く取り入れる空間は、違う角度から見ると室内温度が高くなりやすい。空間が大きいことは冷暖房の効きに影響がでる。
床がなく空間が大きいということは、床がない部位の掃除が難しい。
家族の気配が感じられるは、生活音が聞こえる…
細かく実生活のことをいえば
トイレやドライヤーの音
TVの音が響いて聞こえにくい(音量が高くなる)
調理の匂いも2階にひろがる等など
リビング吹き抜け特性はメリットもデメリットもあります。
見方によってソレはかわるから、良く理解した上で採用するなら
ストレスが少ないリビング吹き抜けのある暮らしが出来ますね。
おしまい
最近のコメント