なぜ、会話は伝わらないのか?伝えるコツ3つ!!!

2022-01-18建築屋的な話,現場監督と人会話、現場監督、

家づくりの打ち合わせした人
打ち合わせしてきた人

家づくりの打ち合わせで、現場監督と初顔合わせして来たけど・・・
説明が何言っているか?分からなった。
この先も、あの監督と打ち合わせかと思うと
この先心配・・・。


営業担当同席なら、まだフォローがあります。
監督だけと打ち合わせや現場確認などでは。
あり得る話。

若手や経験が少ない監督は多いかも知れない。
打ち合わせ後に営業担当へ顧客から
再確認や苦情の連絡が入ったり。

苦手意識を持つ監督も居るかもしれません。

原因は自分の言いたいことだけ話して
自己満足の【伝わっているはず】という思い込み。

解決策は相手に伝わったかの確認です。
コツを3つ!

あなたの話が頭でイメージ出来ていない

分からない人

現場監督は家づくりの専門家です。
どうしても監督の言葉には
専門用語が入りがちです。
知らず知らずのうちに相手に
専門用語で話をしてませんか?

『何度もくり返し話したのに…』

そのつもりでも全てが業界の人間しか知らない言葉では伝わりません。

建築業界の常識は一般的には非常識です。
使う言葉は選ばないといけません。

そもそもあなたと会話している相手は
あなたの説明を頭の中でイメージ出来ていないかもしれない。

『何を言っているのか分からない』って、そうゆう状況です。

そうゆう時は、画像等を使い説明します。
百聞は一見に如かずですよ。

何の為の話か

話の目的がはっきりしてないと
何を言っているの分からないという状態になる。

『報告』『相談』『確認』
のいずれかの形になるはずですので
はっきりさせると分かりやすい。

〇〇対して相手に求める事の確認

現場の進捗報告に対して理解出来たか

資材の選択の相談に対しての答え

予定の確認に対して合っているか

話し手側もはっきり理解してれば、聞き手側も分かりやすい。
話し手側も何を言いたいのか分からなければ、聞き手側も分からない。
ということ。

相手を置いて行かない

説明する人

説明したい・この件を伝えなきゃ…と
自分が言わなきゃいけない事柄にばかり気を取られると
相手が話についてこれずに置いてけぼりな状態になります。

その段階から先の話は、ほとんど相手の頭には入っていないでしょう。

そうならないようにするには
いちいち相手の反応を確認する事です。

顔やしぐさ、同席者との確認などあれば
相手は疑問な点や不明な点がある。

相手の反応を確認しながらの会話が必要です。

情報が多いなら細かく区切り確認すること

お客に説明する営業マン

一度にたくさんの打ち合わせや、報告がある場合があります。

それを一気にまくしたてるのは危険。
伝わりにくく、伝わっても忘れてしまう。

小さく分けて
『ここまでは 大丈夫でしょうか?分かりにくいところはないですか?』
なんて確認しながらの方がよいですね。

『ご理解頂けましたか?』
を何回も繰り返すのは、状況によっては嫌な印象もあります。
丁寧すぎる言葉の連発は注意が必要です。
相手が年配ならなおさら。

まとめ

分かった人

なぜ、あなたの会話は伝わらないのか?

原因は自分の言いたいことだけ話して
自己満足の【伝わっているはず】という思い込みがあるから。

1,専門用語は出来るだけ使わない。使うなら補足説明をする。

2,会話自体が
  『報告』なのか
  『相談』なのか
  『確認』なのか明確にすること。

3,相手の反応を見ながら理解出来ているかを確認しながら
  そして、情報量が多いなら細かく区切りながらという優しさが必要。

以上3つを意識するだけで伝わる会話になります。

あとは早口の人はゆっくり話すとか
相手から質問をしやすくすることも大事。

ハウスメーカーだろうが工務店だろうが
現場監督に求められるものは同じだよ!!


おしまい