現場監督はサーモカメラを使い施主への説得力を上げる!!使うべきタイミング2選の話。

2021-10-14

サーモカメラは、住宅業界では必須のアイテムになりつつある。
施主立ち合いの元、現場の職人と共に施工確認する事で安心感も与えます。
これは、仕事をした職人にも施主にも効果があります。
隠蔽部分を施工後に確認できるサーモカメラは、職人にも緊張感を与える事も効果があるうえ、管理体制が厳しいというイメージも作れます。

そんなサーモカメラの効果的な使い方を2選を紹介します。
私が現場で使っているタイミングという私見ですが…

サーモカメラとは?何を映す?

サーモカメラ・サーモグラフィ・赤外線等々呼び方はありますが…
その機能は、表面温度を色別化した画像を表すこと


表面温度が青色だと低くて赤色だと高いというイメージの写真です。
実際はマニュアル操作でいろいろな見せ方が出来ます。

大事なことは、表面温度を色別化出来ること。
そして表面温度に影響するのは壁面内部の構成です。
内部の状態が表面温度に影響し温度差として見る事が出来ること。

木工事の途中で壁内の隠蔽部分を魅せる

壁内断熱材は、その種類にかかわらず隙間なく充填することが大事。
断熱材充填後、必要な工程を終えると石膏ボードが施工されます。
ボードが施工されると、壁内は隠蔽部(目視出来ない状態)になります。
サーモカメラならこの内部の確認が出来ます。


内部の状態が表面温度に影響を及ぼす。
断熱欠損部がサーモカメラでは一目瞭然。

換気扇スリーブ部などの壁面の貫通部との比較や、柱・間柱部の温度の差異など上手に説明する事で、現場への期待感とワクワク感も増幅させることが出来ます。ここが1回目。

引き渡し説明の補助に。そしてカメラの性能もプレゼン

引き渡しの立ち合い説明でも使います。
ここが2回目。

換気扇・給気口などの壁面貫通部は外部からの暑さ寒さが室内への温熱環境に影響が出ますが、サーモカメラを使い視覚でも説明することでより伝わります。
冬はここから冷気が入りやすいです。とか窓の弱点とかも。

クロスや漆喰などで仕上がった壁面からでは見えない。
ボードビスのピッチも見せる事が出来ます。
もはや隠し事が出来ないですよっ。

外壁材が遮熱性能がウリの場合、日差しが差してる外壁面を使い性能の違いを周辺建物との比較も出来ます。
(遠慮目に・・・性能の良さの説明の為であり、同業他社の悪くいうことが目的ではないので)

私は最後にカメラの魅せれる世界を説明します。

具体的には、ご家族様の誰かに壁を一瞬触ってもらいます。
その一瞬触り、壁に残った体温の影響が残る温度をカメラはとらえます。
その手形は、時期に消えていきます。
この、人では感知出来ない些細な温度差まで、このカメラはとらえることが出来る。というプレゼン。最後に床面にカメラを向けると周辺は泥棒が入ったように足跡だらけという流れ。(若干怖い画像になります)

こんな使い方も出来る

過去には、雨漏れが発生した際、サーモカメラで壁面温度から内部の状態を確認し水の流れるルート確認から水の侵入場所の確定もしました。

断熱改修工事のアドバイスに断熱の弱い部位の洗い出しも。

小学生等の職場体験や業務説明でも受けるネタです。

まとめ

サーモカメラを使い施主への説得力を上げるタイミング2選の話。
としてまとめました。私見を。

口頭での説明よりぐっと説得力があがります。

それと伝わりやすいというのは施主に対して親切です。
安心と信頼感も与えれます。

現場に対しても、効果があります。

現場の職人が現場管理者が現場に居ない時でも、正規な施工をするという自覚が強くなります。『隠してしまえば、わからないべ』なんてことは通用しないですから。

新規の受注にも使えますね。
寒くなると窓まわりをはじめとした、断熱改修工事の話もあるかもしれませんが、サーモカメラを使ったプレゼンで窓まわりなどの弱点を根拠ある説明をし効果的な提案が出来ます。
感情論や感覚の話ではない提案です。
それがプロ。

ずいぶん久しぶりのブログになりましたが、一気に書けました。
ちょうどよいサーモ画像との比較写真を使ってませんが😅
いーのが無かったんだよね。

という使うと良いことずくめのサーモカメラの話でした。

ピストルじゃないよっ♪

あとがき
私は大型のごっついカメラを使ってましたが
最近は放射温度計のような小型なものや
携帯に接続するタイプもあるんだね。
広告で見ると…昔からあるのかな?
携帯のは欲しいなぁ。
と思ってます。

おしまい