新築引き渡し後の注意!『売りっぱなし』と言われない小さな工務店と顧客の付き合い方。

2021-11-14建築屋的な話,現場監督と人お付き合い、工務店、現場監督

新築で家を建てた。
引き渡し後に工務店の対応が変わった(泣。

良く聞く話。
ネットを徘徊しても目に付く。
そんな会社はごく一部だと思う。
それでも似たような会社はある。

『売りっぱなしか?』と言われない為には
引き渡し後の施主との付き合い方が大事。


施工した会社として頼れる存在になること。
小さな工務店の存続には必要なこと。

他社の施工物件の増改や手直しは意外とある不思議

引き渡し済みの顧客の紹介で
他社で施工した物件の補修や改築、外構工事を
頼まれることがある。
契約に至らないが見積もりの相談も。

そんな古い物件でもなく。
施工会社も存在している不思議な状況。
大手HMで施工したという顧客も。

ウチに頼む理由を聞くと…
施工会社と信頼関係が無くなった。
契約前はいい会社だと思ったが施工中に信用出来なくなった。
アフター頼んでも一向に来ない。
連絡しても折り返しが全然連絡こない。
担当がころころ変わる。
担当が退職した。
誰が担当かわからない。

こんなところ。

一方のみ言い分だから真偽は不明だ。
顧客側にもの問題がある場合もありえる。

地場の小さな工務店にはありがたい話。
もったい無いとも思える。
次の仕事につながったのに。

引き渡し後にお付き合いが疎遠に

家づくりの仕事も極論は物売り。

親切丁寧な担当営業も常に新規開拓が必要。
引き渡し後の連絡はクレームという認識もある。
現場の知識が薄い営業は訪問も少なくなる。

営業から監督へ業務が変わるように
監督からアフター担当へと変わる。
組織としては大事な仕組みだ。
専門の人間が担当し会社として管理する。
組織が大きくなればなるほど
仕組みがあり、担当も変わり
一生のお付き合いのはずの担当とは疎遠に。

小さな工務店では営業や監督が定期点検もアフターもする。
街の建築屋さんとしての工務店の強み。
引き渡し後の付き合いの方が、
打ち合わせと工事中の期間よりもながい付き合いになるからね。

それが施主の安心感にもなる。

お付き合いが悪い場合のデメリット

将来的な増改築や外構工事が他社に取られる。
良くないうわさが広まり新規の受注にも影響がでる。
これは大きなデメリットだ。

逆に引き渡し後の顧客と上手な付き合いが出来ていれば
後々の改築工事や知人の紹介につながる。

紹介客は工務店にとってはありがたい。
OB客が紹介客の教育もしてくれる。
工務店に心強いバックアップも期待できる。
結果、良いお客様となる。

『売りっぱなし』と言われない為に

建築会社は定期点検と称して訪問する。
一月後、半年後、一年後…と。
専門の担当が居ても
担当営業や監督も訪問するべきと感じる。
同行でなくとも
『報告受けましたが、どうでしたか?』
印象も良くなり募る話も弾む。

定期的な点検訪問の他にも
接する機会はあった方が良いだろう。
『家の具合や困ったことは無いか?』
『暖房の状態はどうか?寒いか?熱いか?』
『打ち合わせでお話してきたことの実感はあるか?』

子供の行事や出先で会うこともあるだろう。

『売りっぱなし』と言われない為には
定期的な訪問やお付き合い、接触回数が必要だ。
TELでもメールでも近況の確認も。

音沙汰無し、ほっとかれている。という状況が
売りっぱなしという感覚になる為、接触回数を保つことが重要。

契約時や打ち合わせ中も工事中も
『安心してお任せください。ながい付き合いになりますから』
的なことを話している。
それを信用して
住宅ローンを組み一生住む大事な家づくりを
任された以上はその期待に応えなければならない。
それがプロであり、任された側の責務。


引き渡し後に顧客と
食事会やコミュニティを形成するお付き合いが出来ると
親密度も増し「売りっぱなし」なんて言われない。
さらに良い出会いに恵まれ良い付き合いが出来るかも。

まとめ

小さな工務店が生き残り
街の頼れる建築屋さんとして
存続する為に必要なことは
建てた施主に頼れる存在になること。

建築業界では新築数は減っている。
リフォームや空き家のリノベが増えている現状では
常に新規開拓のみの営業はきついはず。

自社で施工した大事な顧客と良い関係を築き
そこからの紹介や更なる仕事は強みになる。
特に小さな工務店には。

実際、紹介からの大型案件や外構の受注も経験している。
その際、紹介してくれた施主は
『〇〇なら安心して紹介出来る』と数件の受注になった。

建ててから2年後の事だ。
数年経ってからの紹介はホントに信頼出来る状態でないと無理だ。
紹介する側も怖いのだ。
『〇〇さんが紹介してくれたから頼んだのに全然違うじゃない』
なんて言われるかもしれない。

関わる人間すべての信用も問題の話だ。

大事な顧客にそんな想いさせない為にも
『売りっぱなしか?』なんて言われない為にも
小さな工務店が生き残っていく為にも
家づくりを一緒にした顧客には
頼れる存在であり続けることは大事。

おしまい

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