新築引き渡し後の注意!『売りっぱなし』と言われない小さな工務店と顧客の付き合い方。
新築で家を建てた。
引き渡し後に工務店の対応が変わった(泣。
良く聞く話。
ネットを徘徊しても目に付く。
そんな会社はごく一部だと思う。
それでも似たような会社はある。
『売りっぱなしか?』と言われない為には
引き渡し後の施主との付き合い方が大事。
施工した会社として頼れる存在になること。
小さな工務店の存続には必要なこと。
他社の施工物件の増改や手直しは意外とある不思議
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引き渡し済みの顧客の紹介で
他社で施工した物件の補修や改築、外構工事を
頼まれることがある。
契約に至らないが見積もりの相談も。
そんな古い物件でもなく。
施工会社も存在している不思議な状況。
大手HMで施工したという顧客も。
ウチに頼む理由を聞くと…
施工会社と信頼関係が無くなった。
契約前はいい会社だと思ったが施工中に信用出来なくなった。
アフター頼んでも一向に来ない。
連絡しても折り返しが全然連絡こない。
担当がころころ変わる。
担当が退職した。
誰が担当かわからない。
こんなところ。
一方のみ言い分だから真偽は不明だ。
顧客側にもの問題がある場合もありえる。
地場の小さな工務店にはありがたい話。
もったい無いとも思える。
次の仕事につながったのに。
引き渡し後にお付き合いが疎遠に
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家づくりの仕事も極論は物売り。
親切丁寧な担当営業も常に新規開拓が必要。
引き渡し後の連絡はクレームという認識もある。
現場の知識が薄い営業は訪問も少なくなる。
営業から監督へ業務が変わるように
監督からアフター担当へと変わる。
組織としては大事な仕組みだ。
専門の人間が担当し会社として管理する。
組織が大きくなればなるほど
仕組みがあり、担当も変わり
一生のお付き合いのはずの担当とは疎遠に。
小さな工務店では営業や監督が定期点検もアフターもする。
街の建築屋さんとしての工務店の強み。
引き渡し後の付き合いの方が、
打ち合わせと工事中の期間よりもながい付き合いになるからね。
それが施主の安心感にもなる。
お付き合いが悪い場合のデメリット
将来的な増改築や外構工事が他社に取られる。
良くないうわさが広まり新規の受注にも影響がでる。
これは大きなデメリットだ。
逆に引き渡し後の顧客と上手な付き合いが出来ていれば
後々の改築工事や知人の紹介につながる。
紹介客は工務店にとってはありがたい。
OB客が紹介客の教育もしてくれる。
工務店に心強いバックアップも期待できる。
結果、良いお客様となる。
『売りっぱなし』と言われない為に
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建築会社は定期点検と称して訪問する。
一月後、半年後、一年後…と。
専門の担当が居ても
担当営業や監督も訪問するべきと感じる。
同行でなくとも
『報告受けましたが、どうでしたか?』
印象も良くなり募る話も弾む。
定期的な点検訪問の他にも
接する機会はあった方が良いだろう。
『家の具合や困ったことは無いか?』
『暖房の状態はどうか?寒いか?熱いか?』
『打ち合わせでお話してきたことの実感はあるか?』
子供の行事や出先で会うこともあるだろう。
『売りっぱなし』と言われない為には
定期的な訪問やお付き合い、接触回数が必要だ。
TELでもメールでも近況の確認も。
音沙汰無し、ほっとかれている。という状況が
売りっぱなしという感覚になる為、接触回数を保つことが重要。
契約時や打ち合わせ中も工事中も
『安心してお任せください。ながい付き合いになりますから』
的なことを話している。
それを信用して
住宅ローンを組み一生住む大事な家づくりを
任された以上はその期待に応えなければならない。
それがプロであり、任された側の責務。
引き渡し後に顧客と
食事会やコミュニティを形成するお付き合いが出来ると
親密度も増し「売りっぱなし」なんて言われない。
さらに良い出会いに恵まれ良い付き合いが出来るかも。
まとめ
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小さな工務店が生き残り
街の頼れる建築屋さんとして
存続する為に必要なことは
建てた施主に頼れる存在になること。
建築業界では新築数は減っている。
リフォームや空き家のリノベが増えている現状では
常に新規開拓のみの営業はきついはず。
自社で施工した大事な顧客と良い関係を築き
そこからの紹介や更なる仕事は強みになる。
特に小さな工務店には。
実際、紹介からの大型案件や外構の受注も経験している。
その際、紹介してくれた施主は
『〇〇なら安心して紹介出来る』と数件の受注になった。
建ててから2年後の事だ。
数年経ってからの紹介はホントに信頼出来る状態でないと無理だ。
紹介する側も怖いのだ。
『〇〇さんが紹介してくれたから頼んだのに全然違うじゃない』
なんて言われるかもしれない。
関わる人間すべての信用も問題の話だ。
大事な顧客にそんな想いさせない為にも
『売りっぱなしか?』なんて言われない為にも
小さな工務店が生き残っていく為にも
家づくりを一緒にした顧客には
頼れる存在であり続けることは大事。
おしまい
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