現場監督に求められる3つの役割と必要な考え方
うちの現場は現場監督あてのクレームが多い気がする・・・
顧客からの監督を変えてくれないか?的な。
そういえば、現場からのクレームも多いです。
段取りが悪すぎるとか…
資材の予定とか…
事務所にTELされても対応出来ないです(泣。
伸び悩む現場監督は多い。
やりがいや面白さを実感する前に
職を変える人も居るだろう。
現場監督には
会社組織から求められる役割を理解する事が必要。
行動の目的がはっきりし根拠も明確。
その役割の対価が給料。
役割の仕事に対しての扱いが不満なら辞めればいい。
組織が求める役割を理解してる監督は頼りになる。
組織が監督に求める役割は
実行予算より利益を残す。
値引きなしで集金する。
新規の紹介を貰う。
以上3つ。
そして組織から必要な存在=替えのきかない存在になること。
これだけ意識すれば他者とは差別化出来る。
ブレない頼れる監督になれる。
経験談から監督に必要な考え方を
個人的見解で記します。
実行予算より利益を残す為には
円滑な工事監理が必要になる。
工程をきっちり管理し必要な資材と人員を
段取り出来る現場管理能力が必要。
無駄な資材や無駄な動きを出さないこと。
現場とのコミュニケーション能力が大事。
値引きなしで集金する為には
集金業務は営業が行うかもしれないが
現場の良し悪しで値引きやクレームが起こる。
現場監督を含めた現場チームがどれだけ施主の想いを組みとり
夢や憧れを形にする事が出来るかが肝。
施主の満足感が支払いに影響が出ることがある。
施主とのコミュニケーションが大事。
新規の紹介を貰う為には
施主より新規顧客の紹介を貰えるかどうかは
一概に現場の満足度だけでは決めれない。
顧客の想いに満足に答えただけでは紹介は貰えない。
相手の期待以上のものが無ければ
施主も安心して紹介出来ない。
『〇〇さんが紹介してくれたから、頼んだのにガッカリ』
なんて事になりえるからだ。
安心感や信頼感はもちろん必要で頼れる存在になれなければ。
期待値以上の提案や管理が求められる。
タイミング的に紹介出来る人が居ない場合もあり得るが
良い付き合いが出来ていればいずれ実になる場合もある。
替えのきかない存在とは
仕組みやハウツウは真似が出来る。
成長したければ良いところや会社を徹底的に真似れば良い。
真似の出来ないモノ、真似が難しいモノを持つことが必要だ。
人柄
いつも愛想がよい
気が利く
心配になる前に事前に説明があり安心出来る等は
真似しようにも、なかなか身に付かないものだ。
相手の立場で考えられるかどうか。
真似の出来ない人材は変わりが居ない存在になれる。
営業マンも建築士もCADプレイヤーも現場監督も
変わりはいくらでも居る。
ただのプレイヤーなら…
変わりが居ないスキルや長所を持つ存在になることが大事。
まとめ
現場監督が組織から求められる役割として
実行予算より利益を残す。
値引きなしで集金する。
新規の紹介を貰う。
以上3つと、組織から必要な存在の意味として
替えのきかない存在になること。
をまとめた。
これだけ意識するだけで
行動はブレないし会社組織に必要な頼れる監督になれる。
当たり前のことだが、意識出来てない監督は多い。
特に替えのきかない存在というのは
ながいこと建築業界に居ても身に付きにくい。
常に意識してないと身に付かない上に
その評価をするのは自分では無く
まわりの人間だからだ。
日々の積み重ねにより出来るイメージだ。
だから難しく面白い。
それでも・・・
まわりから替えのきかない大事な存在と認識されるなら
現場監督としては無敵状態だよ。
おしまい
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